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知ってるようで知らないインターネットの仕組み 第4回 ハードウェアとソフトウェア [デジタル]

こんにちは。
前回からコメントが一件もないんですが、さて来週までにたくさんのコメントが寄せられるのか?
かなり怪しいですね。
まだ雑談を継続するのかが不透明なので、今回はさっさと本題に行きます。

今回は、インターネットの話とはちょっと違いますが、パソコンやスマートフォンなどの仕組みにつてちょっとだけやります。
あなたが使ってるパソコンはWindowsですか?Macintoshですか?とだけ聞かれれば、答えるのはそんなに難しくないかと思われます。
見分けるのは簡単です。Macintoshは画面の上の方に時計等が表示されて、Windowsは画面の下の方に、「スタート」ボタンや時計等が表示されています。
自分のパソコンがどっちかは、かなりの人が知っていると思いますが、じゃあWindowsって何?どういう働きをしているの?という問いに、即答できる人はそんなにいないでしょう。
今回は、その問いを解決します。
この答えを知るためには、ハードウェアとソフトウェアのことについて知っておく必要があります。
ハードウェアに比べて、ソフトウェアはよく耳にする言葉だと思います。
では、この二つは一体なんなのか??というと、機械のうちで、さわることができるかできないかに関係があります。
ハードウェアは、さわれるものです。
例えば、このページを見ている画面は、さわることが出来るので、ハードウェアです。
もちろん、パソコン本体もハードウェアだし、キーボードもハードウェアですね。
パソコンの中に入っているメモリとか、回路とかも、パソコンを分解すればさわれるので、ハードウェアです。
ということはソフトウェアは・・・・。そうです、さわれない物です。
ようするに、データですね。
たとえば、このページをさわることが出来ますか?
画面にさわるんではなく、このページにさわるんですよ。
当然、できるわけないですよね。
そんな感じで、さわれない物がソフトウェアと言うわけです。
例えば、音楽が入っているCDにはさわれますが、音楽自体にさわることはできませんよね。音ですから。
そして、あなたのパソコンにもかなりの確率である「メモ帳」というもの。自由に文章等を書き込むことが出来ますが、当然、さわることはできないですよね。
DVDに入った映画も、映画に直接ふれることはできないし、ゲームの中に入れるわけでもありません。
大まかに言えば、さわれないものがソフトウェアと言うわけなんですが、では、もし、技術が発達して、画面から飛び出た物をそのままさわれるようになったら、それはハードウェアなのか?
答えはノーです。
先ほどのは分かりやすいようにちょっと言い方を変えた物ですが、本当は、ハードウェアに命令して、何かをやらせるものがソフトウェアなんです。
CDの中のデータは、スピーカーに「音を出せ」と命令しているので、ソフトウェア。
メモ帳も、「こういう言葉が入力されたから、それを覚えて、画面はそれを表示しろ」と命令しているので、ソフトウェアです。
では、WindowsやMacintoshはどちらに入るのでしょうか?
よーく考えてみて下さい。
答えは・・・・
ソフトウェアです!
だって、Windowsというものをさわった人はだれもいないでしょう。
え?うちのパソコンはWindowsだけど?と言う人も、厳密には間違っています。
あなたのうちのパソコンは、「Windowsが搭載されたパソコン」であって、Windowsではありません。
ソフトウェアの、一番もととなるもので、「ファームウェア」とよばれる部類に入ります。
ファームウェアの中でも、「OS(Operating system:オペレーティングシステム)」というものです。
とっても大事な言葉です。
OSは、ソフトウェアに指示をするソフトウェアのようなものです。
例えば、「ぼくについてるハードウェアはこれこれこういう指示を受けるとこういうことをするようにできているから、その通りのことをやりなさい、それとぼくにはこれこれこういうハードウェアがついているから、何かするならこういう条件の中でやってくれ」という命令をするのです。
OSが違うと条件も違うので、それぞれのOSのためにいろんなバージョンのソフトウェアを作るんです。
この前友達に分かりやすいと言われたので、いまからその方法で説明します。
OSは家だと思って下さい。
家の中にはいろんな家具がありますね。
寝るための家具、食事をするための家具など。
これらは、ソフトウェアです。
窓があります。
その向こうには、いろいろな風景が見えますね。
その外の世界はインターネットで、窓はインターネットを見るためのブラウザと言うソフトウェアです。
窓を壊して壁に造り変えることはできますが、外の世界をまるまる造りかえるわけにはいきません。
というわけで、インターネットは書き換えることができないのです(ハッカーやクラッカーとよばれる人達は、強引に外の世界を工事する人達です)。
OSが違うと言うのは、家がある国が違うのと同じだと考えて下さい。
国が違うと、言葉も違うし、ライフスタイルも違います。
なので、いろいろなタイプのソフトウェアがあるのです。
これはスマートフォンでも一緒です。
スマートフォンでは、ソフトウェアは「アプリ(アプリケーション)」と呼ばれることが多いです。
OSはAndroidやiOS、WindowsPhoneやBrackberryなどがあります。
このうちBrackberryとiOSはそのOSを開発した会社だけが、そのOSが積んであるスマートフォンを作っています。
しかし、AndroidとWindowsPhoneは、OSを作った会社は一部の例外を除いてハードウェアを作らず、一般企業に公開して、「このOSを積んだスマートフォンをご自由に作って売って下さい、ただしOSの代金を払ってね」ということをしているわけです。
これを「オープンソース」と言います。これも重要。
パソコンの世界でも、WindowsとLinux(かなりマイナー)はオープンソースで、Macintoshはそうではありません。
オープンソースにすると、たくさんの会社がいろいろな製品を作ってくれるので、ユーザーにとっては選択肢が増えて、いいことです。
でも、オープンソースにしない方がOSのもっているいいところを引き出せます。増やしたい機能があればその増やしたい機能ができるようなOSをまた作ればいいわけだし。
なので、それぞれのOSにいいところと悪い所があるので、もしもパソコンを買い替えることがあったら、そのへんも考えてみて下さいね。

今回はこれで終わりです。
そういえば、またリッキーサボってましたね。
では、さようなら。

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